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お腹まわりに蓄積した体脂肪が危険!

 

現代社会は、いろいろなものが自動化して便利になった反面、体を動かすという機会が極端に減少してきました。

それにもかかわらず、休日は家のソファでテレビを見ながらゴロゴロと過ごすなど完全に運動不足の状態で、さらに、好きなものを好きなだけ食べたり、飲んだりという食べ過ぎの食生活が加わり、お腹まわりに体脂肪が蓄積して肥満体型に陥っている人は、40歳代、50歳代で大勢いらっしゃいます。

しかし、もともと人間の体は、40歳を過ぎたあたりから老化の影響で目立って代謝が低下し、1日あたりの総消費エネルギーが急激に減少してしまいます。

代謝の高い若い頃なら、多少の運動不足や食べ過ぎの食生活が続いても普段の生活の中で消費されますが、代謝が低下し始めた40歳代以降は、運動不足や過食生活を続けると、消費しきれないエネルギーがあっという間に体脂肪として蓄積されてしまうというわけです。

40歳を過ぎて肥満体型に変わってきた状態は、当然、健康にいいわけがありません。

実際に、健康診断を受けてみると、40歳代以降の男性のうち「メタボ」と呼ばれるメタボリックシンドローム、あるいはその予備軍と診断される人が半分くらいを占めるそうです。

よく健康診断で肥満度の目安として、体格指数(BMI)が用いられますが、これは、体重と身長から計算された数値で肥満度を判定するもので、体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割ってでた数値で肥満度を判断します。

例えば、体重65kgで身長170cmの人なら、65÷(1.7×1.7)=22.49となります。

そして、計算した数値が、25.0以上は肥満、18.5~25.0未満は普通、18.5未満は痩せ、というように判定されます。

また、体脂肪率でいえば、一般的な成人で19%、女性で25%以上、ウエストまわりを計測した場合は、男性で85cm、女性で90cm以上が内臓脂肪型肥満となります。

しかし、これらの肥満度判定はある程度の目安でしかありません。

それでは、肥満体型の何が問題かというと体重そのものではなく、お腹まわりに蓄積された体脂肪の多さです。

ようするに、お腹まわりに蓄積された体脂肪が生活習慣病を誘発する危険性があるというわけです。

この体脂肪が増えることで「アデイポサイトカイン」と言われる生理活性物質が多量に分泌され、この物質が動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病を誘発すると言われています。

ちなみに、メタボリックシンドローム、あるいはその予備軍と診断される人は、女性に比べて男性のほうがお腹まわりの内臓に脂肪がつきやすく、圧倒的に多い状態です。

40歳を過ぎて、お腹がポッコリしてきたと感じる人は、さっそく内臓脂肪を減らすダイエットを始めましょう。